2013年10月18日金曜日

How to spend our school holiday 休日の過ごし方

10週間学校に行くと2週間お休みがある。そしてクリスマス前から一月いっぱい5週間が夏休みだ。年41週学校があるわけで、土日は休みだから、教師は年205日しか働かない。もちろん正教員の場合お休み間も給料はでる。学校は9時から3時半で先生は8時から5時。月一保護者会があって夜2時間。それだけ。日本のニュースで教師の残業月96時間とあったが、どんだけ働いているんだろう。。。と、同情を感じてしまう。

さてそういうわけで9月のスクールホリデーは9月21日から10月の6日まで7日が祭日だったので実質17日間連続休みだった。
子供が休みなので親もそれに合わせて休みをとって(とれれば)キャンプにでかけたりする。当然この時はホテル代はアップする。道も混む。だから多いのは友達の家、きょうだいの家を訪ねて泊ること。スワッピングもよくある。スワッピングとは例えばシドニーにいる人とケアンズにいる人がお休みの間お互いの家を交換して住むことだ。家族で交換すれば交通費だけで宿泊代はいらないわけで。向かいのコールの家にはドイツ人家族が来てた。びっくり。
さて私たちの場合。スクールホリデー1週目はキャンプにでかけた。2週目は家ウルグーガで過ごした。というのもここから車で1時間離れたところにソーテルという街がある。そこにチャーリーの元奥さん(ウェンディ)と娘二人が住んでいる。ウェンディはイギリス人で下の娘ラニを連れて6週間イギリスに遊びに行っている。免停になった長女はアルバイトがあるので残ってるその家に、シドニーに住んでいるチャーリーの妹(ケリー)が三人の子供を連れて休暇を過ごしにやってきたからだ。チャーリーのお父さん(キース)と一緒に。キースはシドニーでチャーリーの息子と一緒に住んでいる。キースはソーテルに別荘を持っていてそこは使わないときは人に貸しているが、自分も時々やってくる。このように学校が休みの孫を訪ねて祖父母が移動する(特に孫の両親が休みをとれない仕事だったりすると)というのもスクールホリデーでよくみかけることだ。
 キースとケリーとその子供3人はチャーリーの家にも遊びにやってきた。上の男の子は身長が2メートル、さっそくチャーリーとサーフィン三昧。女の子14歳も身長180センチ、脚が半端なく長い。「でもクラスにもっと大きい女の子いるの」一緒にビザを作っているところ。
 下男の子は元気いっぱい。とんだりはねたり。
 彼らが来ているのでこちらからソーテルを訪ねた。ソーテルも素敵なビーチをもっている。川といっしょになったビーチで、みんなでSUB、カヌー、スイミングなど楽しむ。もちろん79歳になるキースも一緒に。彼は孫がこぐカヌーにのせてもらってごきげんだ。
 休みの間に家の手入れをするというのも、よくある話。こちらではなんでも自分でするからだ。チャーリーの家は築100年だから、こまめに手を入れるそれが楽しいわけで。これはカビが見えるバスルームのペンキ塗り。もちろん私も手伝ってます!
 
これはキースの別荘のガーデニングを手伝ってるところ。キースは優秀な設計技師というかプラント技師でオーストラリア各地のみならず世界のあちこちに仕事に行っていた。65歳まで現役で働いていたそうだ。それから皮膚がんにかかり「僕らの世代には皮膚がんとかオゾン層なんて言葉がなかったから、がんがん日をあびてた、だからみんな歳をとってがんになってるんだ。」それから肩もがんになったので左腕を肩からばっさり切断した。でもキースは一人でなんでもできる。「ちょっと人より時間がかかるだけさ」少しサポートがいるだけだ。キースは今はボーリングの選手で各地の大会にも出場してる。昔はテニスも選手だった。「一緒にテニスしたいんだけど、今はサーブのトスができないんだ、残念だね」
ソーテルの会員制クラブでお食事。まあ典型的なオーストラリアスタイルの料理。
 時間がいっぱいあるから、本を読んだり、釣りをしたり、のんびりすごす。家から5分の岩場でサザエに似た貝発見。「ターバンシェル」というそうだ、貝殻がターバンのように見えるかららしい。さっそくボイルしてしょうゆわさびで食べたおいしかった。ウニもあわびもとれるそう。
さざえはこんなところにいた。左上のほうにうつっているのがこちらで釣りのとき餌につかっているもの。ほやの仲間みたいでつつくと水が出る~殻をこじあけて中身をつかう。残念ながらお魚は釣れなかったけれども。
キースの別荘で友達や兄弟とその配偶者が集まってディナー。上は86歳と思うんだけど、車椅子に乗った人もいるけど(オーストラリアはどこでもバリアフリースペースがあり車椅子の人は尊重されている)、楽しそう。料理は簡単なサラダ以外はお店から買ってきたもの。当然私は一番若いのでさまざまなお手伝いに役立つので、みんなから大切にされて、英語なんてわからなくても一緒に楽しい時を過ごすことができた。

それにしても17日もの休みの後、仕事の初日って、余計疲れて仕事したくないのでは?なんて思ったが、「1週目は仕事の疲れが残ってたりするけど2週間あるとだいたいストレスがすべてとれてリラックスできて、また仕事頑張ろうってモチベーションがあがるから、休み明けはみんなはりきっているよ」だそうです。

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